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イタドリ 編

路傍の草花を中心に紹介するこのシリーズ。とりあえずメジャーどころはひととおり触れないと各草花に不公平とおもい、マンネリになりつつもしばらくはまとめてやっていくつもりなのでご勘弁。

オオイタドリ(大虎杖)
北海道でイメージする植物をあげるとするなら色々と数種類を思い浮かべることができるでしょう。スズラン、ラベンダー、エゾマツ、シラカンバなどなど。しかし、この大地にもっとも景色の一部としてなじんでいるものといったら、私はオオイタドリをあげてみたい。

夏が近づくと川岸は当然として住宅地の空き地にまで一気にその勢力を拡大します。みるみる伸びるとはまさにこのこと。油断をすると散策路の両端から覆うように大きな草丈を突き出してくるのです。

その勢力への対抗として人間も定期的に草刈をさせられる始末。電動草刈機を肩に背負ってあくせくしている作業員の姿もよくみられます。しかも刈ったあとは一度枯らしてからそれを集めるわけですが、大きな草であるだけにその量も半端ではありません。
これでは人にとって、ただただ厄介者に感じるだけのようですが、意外な利用方法で役だっているのです。それも北海道に関連することで。

生え始めたばかりの柔らかくて若いオオイタドリの葉は、ウニの餌として使われているとのこと。長年の研究結果により昆布を食べさせるより成長が早いということですから、ウニにとっては栄養満点なのでしょう。しかも嬉しいことに、オオイタドリはそこら中に生えていますから、この餌の原料代はただ同然。思わぬ利用方法があったものです。
←とにかくハッタリ
イタドリは1mほどで葉の裏は緑のままですが、えんじ色をおびているものもあります。オオイタドリは3m程にもなり、葉の裏は白っぽくなります。まあ、外をちょっと歩いただけで、目の前にいやというほど実物がありますから説明するまでもないですね。

本には酸味が利いて美味しいとかかれていますが、食べたことありません。なんだか、そこらに生えているほとんどの草花は食べようと思えば食べられるようです。

緑道に被さるように生えてくるオオイタドリ
ちなみに夜間にこの状態の道を自転車で走ると結構怖いです。
刈り取っても勢いは衰えない。
数日後すぐに新たな芽が伸び始めます。

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川岸に茂るオオイタドリ