ギシギシ etc. 編
北海道の夏は短い。それゆえに季節の花々は次々と入れ替わっていきます。ぼおっとしている間に秋も近づいてくる。で、明かに周りの景色が夏草から秋草に変わっていくのを感じると……そりゃ、あせります。と、言うわけで結局全ては紹介できないが、気になった夏開花メインの道草を、内容はしょって紹介。(^^;
ネジバナ
これはそこらに咲いているというわけではないのですが、土手で偶然見つけたので嬉しくなって載せました。花が名前のとおりねじれて咲いていきます。左巻きと右巻きがあります。図鑑で見ていたものを実際に見つけると、私はとても嬉しくなるのです。しゃがんでにやけている姿は、はたから見て異様でしょうが。
ヒメキンギョソウ(?)
もうひとつ気になるのがこの花。明かに観賞用に育てられている花でしょうが、道沿いに時々咲いているのが見られます。庭から逃げて野生化したのでしょうか。同じゴマノハグサ科で花がそっくりなのが野草のウンラン。雑草の称号を与えるには、まだまだですが、変り種という意味で惹かれます。
エゾノギシギシ
結構地味に道の脇で目立っているのが、この草です。個体によって開花時期がバラバラなので青々としているものもあれば、枯れて赤や茶色になっているものも混在しています。他に葉が波打っているのが特徴のナガバギシギシや全体的にすっきりしたギシギシなどがあります。
メマツヨイグサ
黄色い花を咲かせてそこらじゅうに咲いている。以前は、葉びらの開き具合の様子でアレチマツヨイグサと分けていたようですが、今では区別しないようです。
夜から朝方にかけて開花し、明るくなると萎んでいきます。萎んだ花びらがオレンジ色になりますが、赤くなるのがマツヨイグサです。私はまだ見たことありませんが。
オオマツヨイグサ
花の大きさが約8センチと、メマツヨイグサの倍あるのが、この花です。最初、図鑑などで説明文を読んだときは、個体によって生長の度合いがちがうのに、そんなのわかるかい!と思いました。しかし、石狩市の住宅地外れで偶然見つけたとき、明かに花の大きさがメマツヨイグサと違うことを実感しました。
セイヨウノコギリソウ
初夏にかけて道端に白く、いろどりを添えるのが、この花です。これはキク科です。八月はすでに開花時期がすぎていますが、枯れた花をつけたままたっている姿は見られます。出すのが遅すぎました……。
ノラニンジン
札幌では八月ごろ一斉に道端に出現するセリ科の植物です。言ってみれば野生のにんじんということらしいですが、当然、根はまずくて食べられないそうです。
ビロードモウズイカ
葉に細かい毛が生えていて正しくビロードという感じがします。メマツヨイグサほど集団では生えませんが、結構大きくなるので目立ちます。ちなみに写真のは近所に生えていたもので、2m近くありました。
アメリカオニアザミ
数は少ないがその姿は存在感充分。オニアザミとヒレアザミを合体させてパワーアップさせたようなアザミです。牧場の脇に生えても、さすがに牛も口をつけないとか。言うまでも無くこれも帰化植物ですが、アザミにしろカブトムシにしろ舶来者は迫力ありますね。
シロバナシナガワハギ
最近の住宅地の整地後によく見られる草花。明らかに種が土の中にまぎれていたことがわかります。
黄色い花をさかせるのはコシナガワハギ。いつも同じ場所にこの2種類は見られます。
オオハンゴンソウ
緑地などでよくみることのできる背丈の高い黄色の花。いかにも、昔はちやほやされて観賞用だったけど、今ではすっかり自立して野生の魂もってますと言った感じがします。
のんびりしている間に草花は入れ替わっていきますね。メジャーどころではヒメジョオンとかノゲシとか、あと雑草の王道勢力イネ科だってありますね……。もうすでに勢力を拡大しているのはセイタカアワダチソウの仲間のオオアワダチソウ。すでに秋の気配です。は、はやい〜。
おまけ