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『西区……そこは最後に手稲区が分区したところ

中略

西区の世界を探索して、新しい生命体と文明を求め、
人類未踏の西区に勇敢に航海した物語である……』

PARK TREK : THE NISHIKU LOCATION 3
トラブルにも負けず農試公園にたどり着いた我々はエメラルドクイーン号により、琴似発寒川に沿って更なる西区探訪の旅を続ける。
目の前に線路が行く手を阻んでいる。

「コンピュータ、スキャン開始。」

「線路下ニ通路ヲ発見。」

「通路を通り反対側へでるぞ。」
琴似発寒川の河畔緑地部分がJRの線路で一度切れるが、地下通路があり、渡れるようになっている。
側面にカモメの絵がたくさん描かれている橋につく。おそらく「かもめ橋」とかいう名前なのだろうと、おもったらその通りであった。

海からはちょっと遠いようだが、カモメがやってくるとか?はて?
左は北欧の「パンの博物館」入ったことはまだ無い。
 そう言えば最近パンは、食パン以外は食べてないなあ。
「パンの博物館」対面となる左岸側。発寒川公園と書かれている。

「ん?我々は発寒河畔公園を進んでいるはずでは?コンピュータ説明せよ。」
「コノアタリハ右岸側ガ
発寒河畔公園、
左岸側ガ下流カラ
南発寒公園、
河畔公園、
発寒川公園、
ソレト川岸ノ護岸緑地部分カラ成立シテイマス。マア、全体的ニ見テ琴似発寒川緑地ト考エテ差シ支エナイデショウ。」
これは……な、名前が思い出せない……。
夕方になると子ども達に帰宅時間であることを知らせるために曲が流れるというもの。
今でも鳴っているのだろうか。確か、昔聞いた時の記憶では「遠き〜や〜まに〜、ひ〜はお〜ちて〜」の曲だったような。
旧5号線につく。

「警告、警告。」

「どうした、コンピュータ。」

「何ラカノ磁場ノ影響ニヨリ、ジャイロ機能ニ支障ヲキタシテイマス。」

「リセットして回復できるか。」

「手稲区域ヨリカナリ遠クマデ来タ為、地理データ不足デス。正確ナ位置ニオイテノ航路図作成ガ必要デス。」

「なにか対策は。」

「長距離スキャンヲカケタトコロ、近クニ一等三角点ノ存在スル山ヲ確認シマシタ」

「よし、針路変更。ならば行こう。その三角点のある山へ。」

「ヒトツ疑問ガアリマス。」

「なんだ、コンピュータ。」

「コノシリーズハ気ガツイテミルト、イツノマニカ、ストーリー仕立テニナッテイルノデスガ……。確カ西区ノ公園ヤ自然ヲ紹介シテ行ク内容ノハズデハ?」

「それはだな……。
ほら、画像を見てみろ。なんだか毎回、似たようなもんばかりだろ。
まあ、公園を紹介しているんだから、仕方がないのだが……。しかし、それでは見にきてくれている人は飽きるというもの。第一、この私が飽きているのだ。
ならば、その気だるいマンネリを打破せねばなるまい。そんなときは、文章で惹き付ける。それが一番効果的だ。その為に私の格調高い文章が必要不可欠となり、ストーリー展開風が威力を発揮すると言うことだ。」

「後半部分ガ全ク理解不能デス。」

「全くって……。」

「あんまり人がみあたらんな。」

「分析ノ結果、各護岸緑地スペースニ、カップルガ一組ゴト座ッテイルヨウデスガ。」

「なんだ?せっかく天気もそれなりに良い連休中だというのに、こんな街中の川岸で、いちゃついているのか。いくら金がかからないからといったて、そんな貧乏臭いデートして何が楽しいんだ?これみよがしに、私達二人一緒なら何もいらないの光線を撒き散らしやがって!」

「天気ノ良イ連休ノナカ一人、24インチノママチャリヲコイデイル者ヨリハ各段ニ楽シイヒトトキヲスゴシテイルト確信デキマスガ……。」

「各段ニは余計だ。私も好きでヒザ曲げてこんな小さなママチャリに乗っているわけではない。予期していないことが起こったからな。それに任務遂行の責任があるのだ。」

TO BE CONTINUED!!!
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